殷三仁

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いんのさんじん


画題

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解説

画題辞典

殷三仁は支那の古代、殷の世に於ける三人の仁者にして、微子、箕子、比干の三人をいう。微子は紂王の淫虐、暴攻を諫め、聴かれずして去る。比干は諫めて三日去らず、紂怒り、聖人の心七竅ありと聞く、吾れ之を見んと、比干を剖く、箕子は佯り狂して奴となる、紂王尚、之を囚うという。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

支那の古代、殷の世に於ける三人の仁者のこと、即ち、箕子、微子、比干の三人である、殷の紂王、淫蕩にして暴虐、此の時三人各々至誠を尽して之を諌め、聞かれずして或は去り、或は身を亡ぼした略伝左の通り(箕子微子比干)である。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)