殷七七

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いんしちしち


画題

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解説

東洋画題綜覧

殷七七は支那の仙人で、仙術を学び奇行も少からぬ中に唐の周宝の為めに鶴林の杜鵑花を指定された時日に咲かせて驚かすなど一寸面白い。『有像列仙伝』に曰く、

殷七七、名文祥又名道筌、不知何所人也、遊行天下、人多見之不測其年寿、涇州売茶、時霊台蕃漢疫病得薬即癒、人皆謂之神医、得銭施与人唐周宝鎮浙西、時七七復売薬、宝聞之召見謂日、鶴林杜鵑花天下奇絶、嘗聞能開項刻花可副重九、乎、七七曰諾、及九日花果瀾漫如春、宝遊賞累日、花忽不見、適会賓主趍迎、有俗酒倡優軽侮之、乃曰主人欲以二栗為令可乎、咸喜謂必有戯術、於是以栗巡行、接者皆聞異香、唯侮笑者栗化作石、綴在鼻掣拽不落穢気不可聞、旦起狂舞花鈿透地相次悲啼、鼓楽皆自作四坐笑皆絶倒久之、相為祈謝石自落為栗、花鈿悉如旧、諸術尚多不可勝記。  (有像列仙伝)

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)