歓喜天

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かんきてん


画題

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解説

画題辞典

歓喜天、梵語、迦那鉢底なり、大聖歓喜天、大聖天(しょうてん)、聖天など皆同様なり。密教の神也、初めは常随魔と称し悪鬼神なりしが、後仏に帰し九千八百の諸大鬼王を率ゐ三千世界を守護す、之に祈れば病悩賊難を除き夫妻和合福徳自在を得という。其形像は、其顔象の如く二臂四臂六臂等の種々あり、何れも陰陽和合の意が偶さるなり。就中立川流密教にて奉ずるものにありては、衣冠の男性と袿袴の女性と相抱擁して一体を為せるものさへあり、是れこの像の特に祕仏として開かしめざるを例とする所以なるべし。彫像多きも画像も少しとせず。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

歓喜天は具さには大聖歓喜天といひ、また略して大聖天、聖天ともいふ、この神を本尊とする法を歓喜天法といふ。

(『東洋画題綜覧 補遺』金井紫雲)