まつもとりゅう
日本舞踊の流派の一つで、歌舞伎俳優の松本幸四郎の家につたわる流儀。 幸四郎の家は代々名優が出て、七世幸四郎は藤間流の家元であり舞踊の名手であったので、自分の家につたわる流儀を確立して家元をたて、次男の松本錦升につがせた。錦升は八世幸四郎である。
江戸中期の女形初世松本米三郎にはじまる流派で、志茂喜代志が四世家元をついだ。