村国男依

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むらくにの おより


画題

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解説

前賢故実

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皇太弟(天武天皇)の驍将。壬申の乱のとき、男依は諸将とともに数万の兵を率いて、不破より近江へ行き、大友皇子(弘文天皇)の軍勢と戦っていた。大友皇子の将境部連薬を息長の横河、将秦友足を鳥籠山で斬り殺した。また、安川の浜で敵を破って、敵将大口千島を捕まえた。さらに、瀨田へ進み、そこより粟津に至り、犬養と監手の二将を斬った。諸将に冠たる功績をあった。皇太弟は天武天皇として即位したとき、男依に百二十戸および十町の功田を賜った。天武天皇五年に薨去。外小紫を贈られた。

(『前賢故実』)