朝野鹿取

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あさのの かとり


画題

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解説

前賢故実

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正六位上の忍海連鷹取の子。叔父の朝野道長の養子。慎み深く、事に望んでは明断を下し、官吏としての才幹があった。若くして大学に入り、史書や漢籍を習得、漢音に長けていた。はじめは音生の試験を受けて相模博士になり、後に文章生の試験にも合格した。参議兼式部大輔にまで累進し、承和元年に從三位、左大辨に昇進、越中守をも兼任していた。承和十年薨去、享年七十歳。

王昭君

遠嫁匈奴域(遠い匈奴の国へ嫁ぎ) 羅衣涙不乾(涙で濡れたシルクの衣は乾いたことがない) 画眉逢雪壊(綺麗に描いた眉は雪に逢い形が崩れ) 裁鬢為風残(酷い風が吹くため鬢を短く剃った) 寒樹春無葉(春が来ても寒天下で樹木の葉が生えず) 胡雲秋早寒(西域の雲が秋寒を早める) 閼氏非所願(願って匈奴の単于の妻になったわけでもなく) 異類誰能安(安心して異類の者とともに暮す人はいない)

(『前賢故実』)