昏光経

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こんこうきょう


画題

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解説

東洋画題綜覧

中村岳陵が第十回日本美術院展覧会に出品した画巻の題名、鳥羽覚猷の鳥獣戯画巻に倣ひ製作した動物戯画、夕月淡き賎が伏屋の門守る犬に筆を起し、狸の迎ひ、夜の宴、宴のあと、東天紅等の六段に分つ、夜の宴に群獣集り乱舞するところ最高潮に達し、宴果てゝを襲ふ、これを懲らす、やがて鶏鳴に東天紅となり巻を終る、白描の大作。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)