安倍兄雄

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あべの あにお


画題

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解説

前賢故実

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從五位上粳虫の孫。無位の道守の子。実直で人にへつらわない性格を持ち、これを守っていた。歴任した官職では公平且つ清廉と讃えられていた。伊予親王を廃されたとき、激怒した帝の前で、群臣が親王の無罪を知りながら、畏縮して成り行きを見ようとしたため、帝を諫める人がいなかった。兄雄だけは帝に直諫し、親王の是非について論じ争った。帝は聞入れてくれなかったが、実直な兄雄は論者たちに評価されていた。兄雄は累進して東山道観察使、左近衛中将、正四位下、行春宮太夫になった。大同三年薨去。

(『前賢故実』)