和歌三神

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わかさんじん


画題

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解説

画題辞典

住吉、王津島(衣通姫)、人九の三紳なり、亦好蓋題なり、倭給派の人々に描く所多けれども、狩野探幽以下狩野派の豊家の筆に成るもの亦砂しとぜす。和歌三諄歌意を豊きたるもの、

土佐行光筆(井上侯欝所蔵)

あり。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

住吉の表筒男命〈うはつゝをのみこと〉、中筒男命、底筒男命の三柱の神の称、又住吉神、玉津島(衣通姫)天満宮の三神とし、又衣通姫(玉津島)、柿本人麿、山辺赤人の三人の歌聖の称ともする、これを和歌三聖といひ、和歌の神として祭る。  (大言海)

古く土佐や狩野の諸家に三幅対として画かるゝもの少くない。殊に土佐行光筆(井上侯爵家蔵)など代表的のものである。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)