口立

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くちだて


総合


歌舞伎

狂言作者が存在しなかった歌舞伎草創期に、舞台へ出る前に俳優が座頭を中心に口頭で狂言の筋を立て、互いにセリフを大体打合せること。 作者が台帳(脚本)を作るようになって、口立の必要がなくなった。今でも旅興行でにわかに狂言を変更したり、手許に脚本のない場合、口立をすることがある。