切狂言

提供: ArtWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動

きりきょうげん


総合


歌舞伎

歌舞伎では一日の狂言の終りに添えた一幕をいう。 元禄歌舞伎にもこのことばはあるが、宝暦以後二番目(世話物)狂言が一番目から独立して、二本立興行となり、二番目の終りに世話狂言の筋を引いた男女の道行物か、舞踊を主とするものを添えた場合に、これを切狂言といった。一日の狂言を明るくにぎやかに閉じるのが目的で、現在は大切、または大喜利という。