八陣守護城

提供: ArtWiki
移動: 案内検索

はちじんしゅごのほんじょう


総合


歌舞伎

浄瑠璃、十一段、時代物。中村魚岸・佐川藤太合作。文化四年(1807)豊竹座。 加藤清正の忠誠を主として、清正が二条城で毒酒を飲まされ、熊本の本城に帰って、豊臣家を案じつつ死去するという物語を脚色したもの。四段目の「御座船」と八段目の「本城」が今日上演される。 小田の幼君を守って孤忠を尽す佐藤正清(清正)は、二条城で時政(家康)に毒酒をすすめられ、森三左衛門の義心に感じて盃を取る。自分の命数を知った正清は本城へ籠り、主家の運命を歎く。一子主計之助の新妻雛衣は、森三左衛門の娘という理由から離縁されたので、夫に操を立てて自害して果てる。正清は児島政次(後藤又兵衛)、佐々木高綱(真田幸村)の二人の軍師を味方に得て、幼君を彼等に托して安らかな死をとげる。