五大夫

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ごたいふ


画題

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解説

画題辞典

五大夫は松の異名なり、秦の始皇帝松を封して五大夫とせる故事に基く、之を以て画題となせるもの。

尚侯爵所蔵に范景元の図あり。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

まつの異名、まつ「」の項を見よ。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)


五大夫は秦始皇がを封じて五大夫となすといふ『史記』の一節から来てゐる。

秦始皇泰山に上る、雨暴かに至る、因つて松下に休む、其松を五大夫となす。

松の大夫の詞、これから出てゐる。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)