九会曼荼羅

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くえまんだら


画題

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解説

東洋画題綜覧

九会とは真言密教に立つる所の名目、一に一印会、二に理趣会、三に降三世会、四に降三世三昧会、五に成身会、六に羯磨会、七に微細会、八に供養会、九に四印会である、曼荼羅は輪円具足の義で、完全円満の謂であるから、この九会を一具の法門として、欠くるところなく図示したものを九会曼荼羅といふ、これ即ち両部曼荼羅中の金剛界曼荼羅である、或はこれを智曼荼羅または西曼荼羅とも称へる。  (仏教辞林)

こんごうかいまんだら「金剛界曼荼羅」参照。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)