一ノ谷合戦

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いちのたにのかっせん


画題

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解説

(分類:武者)

画題辞典

一の谷は摂津国須磨村の西方に在り、寿永二年七月、平家の一族は、木曽義仲に追われて、一たび西国に走りしが、三年正月、屋島より摂津に移り此地に城を構えた。源範頼義経已に平家追討の命を承わり、京都を略し今や一の谷に迫る。範頼五万騎を以て大手に向い、義経二万騎を以て搦手に向う。平軍克く拒く、義経一の谷の後山鵯越に着し、険岨を越えて遽に攻む。平軍不意を襲われて周章敗走す、之を一の谷の戦という。源平合戦図中に画かるゝはいうまでもなく、屡々単独の画題となる。

狩野山楽筆(九鬼氏旧蔵)、矢野三郎兵衛筆(細川侯爵家所蔵)あり、其他作例多し。

(『画題辞典』斎藤隆三)