せりあげ
歌舞伎舞台の床の一部を四角に切り、その部分に俳優や大道具を載せて上下させる機構。上がるのをせり上げ(せり出し)、下がるのをせり下げ(せり下ろし)と云う。花道の七三にあるせりは、特に「すっぽん」と呼ばれる。