「闘諍録」

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総合

源平闘諍録。巻数不明。古態を残す本。巻一上・一下・五・八上・八下の五冊のみ現存。原態の巻数を十巻とする説もある。真名文体で書かれている。概して記述量は少なく、簡潔である。東国にもたらされた「平家物語」を東国の源氏の視点から捉えなおして成立したものと言われている。真名本「曾我物語」との関係が指摘されている。