更新日付 件名 記号(書式) JIS 補注 備考

○翻刻の仕方
KEY=キーボードから直接入力可能。

▼1999.06.15 基本的考え方

翻刻凡例の基本は「役者評判記集成 第二期」にある。不明の場合は、まず、第二期の凡例と事例を参照すること。
▼1999.06.15 役名・役者名等の箇所による齟齬

挿絵と本文、見出と本文などにおける役名、役者名等の齟齬については、統一する必要はない。ただし、気付いた点は、注記すること。
▼2007.02.02 レイアウト上のスペース

役者目録・挿絵などで、役者と座名、役名と役者名の間など、内容上の区別のある語の間には空白を入れる。「翻刻凡例付録」参照。
▼2007.02.02 内容上の区切り目

題簽、開口、役者目録、評文、挿絵、刊記、尾題など大きく内容が変わる時は一行あける。「大芝居」と「中芝居」「子供芝居」などの区分がある時は一行あける。丁の途中に続く死亡記事や「○此所にて御断〜」、広告などは一行アキ不要。
▼2007.02.02 役者目録の区切り目

役者ごと、部立ごと、座ごとには一行あけない。ただし、「大芝居」と「中芝居」「子供芝居」などの区分けがある時は一行あける。
▼1999.06.15 評文と評文の区切り目

見やすさを考慮して、一行アキにすること。
▼2007.02.10 丁付の前の区切り目

一行アキは不要。ただし、内容上の区切り目に相当するときは、‖○オ‖の前を一行あける。
▼1997.12.22 句読点の代替としての空白が必要な場合

句点に当るところに全角空白を入れる。
▼1997.11.03 丁付の位置

丁替りの冒頭に入れる。(索引作業の関係で、末尾には入れない。)
▼1998.04.18 挿絵の丁の翻刻

画中の文字はすべて翻刻すること。但し、役者の紋の文字は不要。
▼1998.04.18 挿絵の丁の翻刻方法

文字部分を右から左へ(上下は気にしない)翻刻すること。役名・役者については、この単位で翻刻し、改行する。役名と役者名の間は、「〜ニ」があってもなくても全角空白を一文字入れる。割り付けは原本を反映しなくてよい。見開きの場合、中央の丁替りは示さない。なお、開口の挿絵などは、一連の詞書単位で改行して翻刻すること。
▼2007.02.02 複数に掛る位付・所属座など

役者目録や本文の見出し等で、複数の役者に対し、位付、座名、「狂言作者」などが一回しか記されていない場合、該当する最初の役者の上あるいは下に位付、座名、「狂言作者」などを入れ、どの役者までかかるかを注記すること。レイアウトを考え、実際に位付、座名、「狂言作者」などのある役者の上あるいは下にそれを置く必要はない。丁をまたぐ場合も同様に、最初の役者の上あるいは下に記す。「翻刻凡例付録」参照のこと。
▼1997.12.22 漢字・仮名の判断

字母の原義が生かされていると判断できる場合、漢字。例:ふき屋町→ふき屋町、屋くしや→やくしや。
▼2007.02.02 書誌の記載

「書誌書式凡例」(別配り)に従うこと。
▼2007.02.02 題簽の翻刻 ‖題簽‖
翻刻本文の冒頭に、‖題簽‖としたあと、本文と同じ翻刻凡例により翻字する(ルビも同様)。題簽欠如の場合は「‖題簽‖」も不要(‖一オ‖より開始)。異本で補える場合は、補った上、「書誌書式」の「八、諸本」に記すこと。
▼2007.02.02 後人の墨書・貼込み

翻刻しない。ただし、書込み・貼り紙で有効な情報は「書誌書式」の「七、備考」に記す。なお、後日の書誌調査に有効と思われる書込み・貼り紙などの書誌情報については、事務局まで御報告下さい。
▼2007.02.02 濁点と句読点の区別

文字の濁点にみえるが、明らかに句読点として使われている場合は、句読点として翻刻する。「翻刻凡例付録」参照。
▼2007.02.02 文字入力

ユニコード文字は絶対使用不可。ユニコード文字を使った場合、その文字が「?」に置き換えられてしまうことはもちろん、その文字以外の文字も文字化けしてしまうことがある。翻刻はメモ帳や秀丸などのテキストエディタでの作業が望ましい。(テキスト文書であっても、一太郎やワード上で作業すると、ユニコード文字を受け付けるので、要注意!。※ユニコード文字のチェック方法:文字パレットを使うときは「メモ帳」などで確認をする。ユニコード文字ならば、「メモ帳」上では「?」と表記される。)
▼2007.02.02 書誌書式および作業メモの区切り ===========
書誌と翻刻本文の区切り目、および翻刻本文と本文末の注記事項($&?☆の説明)との区切り目に======を入れる(区切り目の最後に鉤括弧は不要)。







○文字の扱い



▼1997.08.12 文字サイズ

小字・並字・大字など文字サイズの区別はしない。捨て仮名以外の小字カタカナは、すべて並字である。(捨て仮名の項参照。)
▼2007.02.02 字体

基本的に通行の新字体に統一する。「異体字の考え方」(科研報告書)参照の上、「異体字処理付表」(科研報告書)参照のこと。問題のある場合は「要事務局検討」と注記に記しておく。
▼2007.02.02 通用字

当て字ないし慣用の久しい通用字は改めない。例:地走(=馳走)、百性(=百姓)。問題のある場合は「要事務局検討」と注記に記しておく。
▼1997.08.12 並字の「ハ」「ミ」「ニ」「ヘ」

平仮名にする。
▼1997.08.12 小字の「ハ」「ミ」「ニ」「ヘ」

並字のカタカナにする。
▼1997.11.03 「江」「茂」「者」「与」「而」

仮名として用いられる「江」「茂」「者」「与」は、原状の大小に関らず並字の「え」「も」「は」「と」として翻刻する。「而」は原状の大小に関らず並字の「而」とする。
▼1999.06.15 「みる」「見る」

原義がある場合のみ「見る」を使う。
▼1999.06.15 「ふ」「不」

原義がある場合のみ「不」を使う。例:「ふじゆう」→「不じゆう」
▼1999.06.15 「顔見世」「顔見せ」

迷う時は、基本的に「顔見せ」が無難である。
▼1999.06.15 「右衛門」「右門」「左衛門」「左門」

衛の字がないように見えても、「右衛門」「左衛門」とする。
▼1999.06.15 「兵へ」「兵衛」

原本が「兵へ」の場合、「兵衛」とはしない。
▼1999.06.15 「ツ」「つ」

字の大小にかかわらず、一画一画が独立した明らかなカタカナの「ツ」以外は「つ」とする。
▼1999.06.15 「計」「斗」

「ばかり」と読む場合の字は、「計」とする。
▼1999.06.15 「ケ」「ヶ」

「三ヶ津」のような「ヶ」の場合、「箇」の略字である小字「ヶ」を使う。
▼1999.06.15 外字のカオ(白)+(ハ)

「皃」で代用する。







○編集記号



▼2007.02.02 括弧 ^/^ () []
括弧(^/^()[])は「」以外は半角に統一
▼2007.02.02 洋数字

洋数字は半角に統一
▼2007.02.02 記号 ?$&%#
記号(?$&%#)は全角に統一
▼2007.02.02 スペース

スペースは全角一字アキに統一(半角2文字にしない)。レイアウトを考えての複数のスペースや行頭の字下げのためのスペースはつけない!「翻刻凡例付録」参照。
▼1997.05.05 位付 上上白半吉
白抜きや不完全文字による位付けの表現については、「位付記入要領」(プリント)参照。画の不足、白抜きについて、それぞれ不完全な場合に「半」と修飾する。「半」は次の文字を修飾する。部分文字(「士」、「口」、「一」など)は使わない。
▼2007.02.02 本文中の位付 上上吉$(5)
注記の位置に「$(5)現況は白抜き文字」「$(5)現況は不完全文字」などと表記する。
▼2007.02.02 (紋)
役者目録や評文見出の紋に使用する。但し、挿絵の中に描かれた紋は採用しない(たとえば、挿絵丁の外題上の座紋など)。本文中の紋には(紋)を使わず、(絵)を使う(たとえば、「(絵)$(3)組」→「$(3)絵は助五郎の紋」)。文字の紋(助五郎の仙、市松の同など)は翻刻しない。
▼2007.02.02 挿絵丁以外の絵 (絵)
挿絵丁以外の絵はその丁の中の最もふさわしい位置に(絵)と入れて、注記に絵についての簡単な説明を添える。「翻刻凡例付録」参照のこと。例:「$(3)評者の(絵)は結綿。」絵が何か判別できない時は注記にその旨を説明し、?(疑問番号)を作らない。
▼2007.02.02 評者・話者の枠 [頭取] KEY(半角) []で囲む。評者枠の内部は割書きになっている場合でも、割書にはしない。ただし、スペースを考えての割書ではない場合は割書扱い。例「[^嵐/沢村^組]」
▼1997.08.12 割書きの始め、折返し、終り ^/^ KEY(半角) 割書き中に行替りがあり、二行にわたる場合は、折返し記号は不要。
▼1997.12.22 肩付き ^惣巻軸/^、^ほうび/^


▼2007.02.02 スペースの都合による割書き

評文末、広告、端役の短評など、スペースの都合による割書きについては、割書きとしない。
▼1997.12.22 割書・肩付きで迷う事例

とりあえず、割書・肩付の処理をしておいて、注記には「レイアウト要検討のこと」と必ず記すこと。
▼1997.12.22 三行割書き 山下吉五郎^平八母しゆん/まききぬ/なかと^
※書式の例は、山下吉五郎の下に、役名が三行割書き。
▼2007.02.02 丁付の表記 ‖六6ウ‖、‖廿一25オ‖ ‖=2142(全角) 二重縦棒(全角)で丁付(漢数字)、実丁数(洋数字)、オ・ウを挟む。洋数字は半角、オ・ウは全角。表表紙見返しに本文がある場合は実丁数を「0」とする。後表紙見返しは実丁数を記す。判読不能な丁付は「★」「#」で記す。丁付がない場合は実丁数のみとなる。丁付にある「九了」の「了」などは記入しておく。柱題や巻名は不要。丁付に関する注記事項には個別に注記($)をつけず、「書誌書式」の「七、備考」にまとめて記す。【C:作業必須!洋数字を入れる!】
▼2007.02.02 見開挿絵の丁付 ‖六6ウ七7オ‖(挿絵)
丁付は該当する丁付を続けて示し、‖六6ウ‖、‖七7オ‖と分ける必要はない。丁替わりにちょうど座の区切り目などが来ても区切る必要はない。‖六6ウ七7オ‖(挿絵)の形で、挿絵全体を一連のものとして扱う。
▼2007.02.02 原本強制改行 KEY 全角一重鉤括弧。評文の見出の末尾、評文の末尾、役者目録の一項目末尾などに使う。電子データとしての処理に使うものであり、レイアウトを考えての行変えは不要である。つまり、目録の散らし書き、版元や刊年など二行にわたる刊記は行替え不要(「翻刻凡例付録」参照)。ただし、本文中の和歌や発句、死亡記事など、行替えや字下げがあるときは、強制改行記号により行変えはするが、字下げなどのレイアウトは無視して詰めてよい(「翻刻凡例付録」参照)。迷う事例は「要事務局処理」と注記に記す。【C:鉤括弧が落ちているものが多数あるので要チェック!】
▼2007.02.02 ルビ 「.御愛敬<ごあいけう>」、「.延紙<のべ>の.書置<かきをき>」、「.一盃<いつはい>.引請<ひきうけ>た.酒<さけ>」、「.臥薪嘗胆<がしんしやうたん>」、「御.愛<あい>敬」、「.和<わ>田の義.盛<もり>」 KEY 「.<>」はいずれも半角(<>は大小記号。山括弧〈〉は使わない)。ルビは原本通りとし、現代仮名遣いに直さない。一語単位に配分する。
▼2007.02.02 丁をまたがるルビ 「.御愛‖六ウ‖敬<ごあいけう>.」
ルビは丁変りに関係なく付けること。
▼2007.02.02 漢文(ないし漢文調)につくルビ 「いでや花.飛鳥去月行<とひとりさりつきゆき>もみぢ」「.大哉乾元萬物資始<おゝいなるかなけんげんばんふつとつてはじむ>」
一語単位での区切りに無理がある場合、フレーズ毎に適当に区切る。
▼2007.02.02 送りがなまで含んだルビ 「身替り」全体に「みがはり」とルビがある場合→「.身替り<みがはり>」
ルビ「みがはり」が「身替り」の「り」にかからない場合も「.身替り<みがはり>」とする。
▼2007.02.02 不完全なルビ

「.芝居<ばい>」「.花紫<はなむ>」など上下が不完全であってもママ扱い(&)にしない。語中の脱字の場合はママ扱いとする。例:「.慮外<りよぐ&(1)い>」。
▼2007.02.02 捨て仮名 「夫ト」→「.夫< ト>」、「一ツ艘」→「.一< ツ>艘」
「二人リ」「夫ト」「一ッ艘」など。ルビの一部として処理すること。「夫ト」の場合、よみがな「おっと」の一部と判断し、夫の横下にトがくるように「空白+ト」とする。原本が並字であっても、捨て仮名と判断できる場合は、同様に処理する。「生キ」「暑イ」「夫レ」「先ツ」など送り仮名と判断できる場合(『新字源』参照)は、捨て仮名扱いにせず、並字にする。
▼1998.04.18 捨て仮名とルビの混在 「一本ン杉スギ」→一.本< ン>.杉<すぎ>


▼2007.02.10 二段組の始め、折返し、終り =(始め)、=+(折返し)、=!(終り) KEY 全角イコールで二段組行の始め、全角イコールと「+」で折返し、全角イコールと「!」で終りを示す。したがって、翻刻上は、二段組にならず、上段・下段のまとまりごとに翻刻する。【C:変更必要】 重要変更
▼1997.06.05 縦罫線 ---------- KEY 半角マイナスの連続(長音記号の半角ではありません)。一行の文字数に合せると、見やすい。
▼2007.02.02 横罫線

翻刻は不要。注記で「横罫線あり」などと説明する。
▼2007.02.02 複雑な罫線(系図や位付の引合いなど)

翻刻は不要。注記で説明する。「翻刻凡例付録」参照。


更新日付 件名 記号(書式) JIS 補注 備考
▼2007.02.02 ママ &(ママ番号) KEY &全角、()と数字は半角。一文字単位に、該当する文字の直後に入れ、本文の最後に&(ママ番号)と正しい文字を記す。ママ番号は、一冊ごとに通し番号とする。欠刻などで別字に見える場合も同様。例:原本に「とて」とあるが、「にて」であるべきとき→該当箇所に「と&(3)て」として、本文の最後に「&(3)に」と記す。原本に「ほめが」とあるが、「ほめるが」とあるべきとき→「ほめ&(4)が」として、本文の最後に「&(4)める」と記す。わかりにくい場合は、適宜、必要な説明を加える。【C:欠刻の扱い再周知すること。注記($)扱いの人もいるので要訂正!】
▼2007.02.02 注記 $(注記番号)
$は全角、()と数字は半角。「レイアウト注意」「罫線あり」などの説明が必要な場合につける。該当箇所に$(注記番号)を入れ、本文の最後に$(注記番号)を記した上で、文章で説明する。例:「$(3)評者の(絵)は結綿。」注記番号は、一冊ごとに通し番号とし、個別に立項する(「$(6)〜(20)レイアウト注意。」などのように複数の注記をまとめない)。
▼2007.02.02 作業メモ ?(疑問番号)
?は全角、()と数字は半角。疑問、不審箇所については、本文中の該当箇所に?(疑問番号)を入れる。本文の最後に?(疑問番号)を記した上で、疑問箇所と内容を説明し、一項ごとに(署名)すること。一冊ごとに通し番号とし、個別に立項する(「?(6)〜(20)よいか?」などのように複数の疑問をまとめない)。







○文字記号



▼1997.08.12 「.」「。」などの区切り記号 「、」「。」
文の切れ目、意味の切れ目での句読点の区別ではなく、版面上で「.」の場合に「、」(読点)、「。」の場合に「。」(句点)を使う。(第一期第二期の「.」は作業効率上、使わない)。
▼1997.12.22 一文字の踊り字 「ゝ」「ゞ」「ヽ」「ヾ」「々」
漢字の後は「々」(但し、底本が「/\」の場合はそのまま「/\」を使う)、平仮名の後は「ゝ」「ゞ」、片仮名の後は「ヽ」「ヾ」を用いる。
▼1997.05.05 二文字以上の踊り字 /\ /=KEY、\=2140

▼1997.12.22 二文字以上の踊り字(濁点がある場合) /"\ "=KEY、\=2140 注意!半角ダブルクォーテーションマークです。
▼1997.12.22 漢字の濁点 「分"」
漢字の次に濁点記号(半角ダブルクォーテーションマーク!)を付ける。
▼2007.02.02 山括弧(唄括弧) %=KEY

▼2007.02.02 合字

合字表参照。「こと」「より」「さま」などの合字は使わない。
▼1997.08.12 漢文の返り点 レ=ν、一=α、二=β、上=γ、中=δ、下=ε ν=264D、α=2641、β=2642、γ=2643、δ=2644、ε=2645 該当箇所の漢字の下に入れる。
▼2007.02.02 漢文の音読・訓読記号 「-」「_」
熟語の音読・訓読記号を「-」「_」。「-」はマイナス記号の半角、「_」は「Shift」+「ろ」の半角。例:「.一-門<いちもん>」「.不_忍_池<しのばずのいけ>」【C:新しい凡例! 現在、注記事項($)や疑問事項(?)扱いのものもあるので、翻刻要訂正!】 「-」記号は、罫線の「----」と作業上混同する可能性があるので、システム処理側で注意が必要。
▼2007.02.02 漢文の送り仮名

小字は捨仮名扱いとする。並字の場合は並字のままとする。「翻刻凡例付録」参照。
▼1997.05.11 判読不能文字(作業中) ★=217A

▼2007.02.02 判読不可文字(虫食等) KEY 諸本でも補えない場合は「#」を文字数分記す。諸本で補える場合は補った上、「書誌書式」の「→(校正にあたっての連絡事項)」に参考本を記す。補った箇所の個々には注記($)をつけない。
▼2007.02.02 外字 ☆(外字番号) ☆=2179 ☆は全角。()と数字は半角。一文字単位に、該当する文字の直後に入れ、本文の最後に☆(外字番号)と文字の説明を記す。外字番号は、同じ外字が出てきても一冊ごとに通し番号とする(「☆(2)〜(4)口+罷。」などのように複数の外字をまとめない)。例:「☆(4)口+罷」「☆(5)祇の氏の下に横棒あり」







○異版・改版・別版



1997.08.22 完全な別板の場合

書誌解題の箇所で説明して、別々に翻刻する。
1997.08.22 部分の異版・改版の場合 ♀♂
底本の翻刻上に異同記号「♀(1)」と「♂(1)」(カッコと数字は半角)で挟み(数字は異同件数の連番)、本文末尾にB本C本の異同箇所を、<異同箇所>B(1)   、C(1)   などと異同内容を翻刻する。