Research activities: Overview and implications: 2011年8月31日～9月2日に、ロンドンで開催されるRGS-IBG Annual International Conference 2011において、下記の研究成果を報告した。本申請はその学会参加費である。 "Precision Research of Surveyed Maps of Kyoto in the 17th Century: Toward Further Development of Historical GIS"
Progress and effects in your overall research plan and objectives: 本報告を交えて多くの研究者と交流することができた。そうした交流を通じて、歴史GISが盛んに取り組まれている英国において、自身の発表内容がどのレベルに位置づけられるのかを確認できた。また、本拠点の歴史地理情報研究班において、歴史資料のGISデータベースの蓄積が進められているが、近世期の古地図については、まだ不十分である。本報告によって得られた知見をもとに、近世期京都の歴史地理情報の集約が促進されると考えられる。
Advisor: Keiji Yano ／ Ritsumeikan University