Research activities: Overview and implications: ノート・パソコン購入費として。申請者の所属する日本文化研究班では、定期的に博物館や個人コレクターの所蔵する資料のデジタル撮影を行っている。現在申請者が使用しているノート・パソコンは2003年製のため、最新の撮影機材に対応することが難しくなっており、新しいノート・パソコンを使用することによって撮影作業の迅速化を図る。本助成により撮影された所蔵品のデータは、本拠点のDB「浮世絵検索閲覧システム」及び「書籍閲覧システム」で公開し、該当DBの拡充を図る。それによって、浮世絵・版本の情報発信拠点としての活動を発展させる。
Progress and effects in your overall research plan and objectives: 2011年2月:コペンハーゲンでの春画調査・撮影に使用。調査で収集した情報は、「近世艶本総合データベース」に近日公開予定。2011年3月:大英博物館での版本撮影に使用。撮影した画像は「書籍閲覧システム」および大英博物館ウェブサイトにて公開。2011年度より1年間、大英博物館での調査・撮影に使用する予定である。
Advisor: Ryo Akama / Ritsumeikan University