若手研究者助成金 執行報告


玉井 未知留

立命館大学 衣笠総合研究機構 研究支援者 RAⅡ

執行期間: 2011年07月27日から2011年07月28日まで

助成執行概要とその効果: 
1)2011年7月27(木)~2011年7月28日(金)のISCAR-ASIA & DEE共同企画、
日本教育心理学会ワークショップ「状況活動研究の最前線へ」(大正大学)の参加交通費。
2)『メタバースを利用した日本文化に関する「状況学習」の支援環境に関する総合的研究』への実験撮影用のデジダルビデオカメラなどの機材購入。

申請書記載の計画・目標に対する進捗状況: 
1)近年、学習を個人の認知過程に焦点化してとらえるという従来の 認知科学のパラダイムに対して、社会的、文化的文脈の中で捉えようとする新しいパラダイムが形成されてきている。それが生み出す、実践活動的な学習観は、教育方法や教育システムのデザインに新しい方向性を与えるものとして期待されており、今回のワークショップへの参加は、今後の研究を進める上で大きな成果を得られた。2)これまでの数回のメタバースを利用した実験を行っているが、貸し出しのビデオカメラを使用していた。今後の定期的な実験や海外での実験で使用に効率的に利用できる。

指導教員: 稲葉 光行 / 立命館大学 教授