執行期間: 2011年12月20日から2011年12月21日まで
助成執行概要とその効果:
早稲田大学演劇博物館所蔵には多数の演劇関連の貴重書が所蔵されており、それらの多くは演劇博物館にしか所蔵されていないものである。こういった貴重資料を調査する事により、現在自身が進めている研究を完成させ、論文としてまとめることが可能である。
申請書記載の計画・目標に対する進捗状況:
今回の助成を受け、早稲田大学演劇博物館所蔵の『伽羅先代萩』関連の台本等約20タイトルを調査することが出来た。近年演劇博物館では所蔵品の公開、リスト化が進んでおり、国書総目録等にも登録がないものも複数調査出来、大変有意義な調査を行う事が出来た。これまで『伽羅先代萩』の台本を関連作品を含め調査した研究は見られないため、これらの調査は自身の今後の研究を大きく押し進めるものと確信している。残念ながら閲覧出来なかったものがあったため、それらについては再度調査を行う予定である。
指導教員: 赤間 亮 ／ 立命館大学 教授