若手研究者助成金 執行報告


崔 雄

立命館大学 衣笠総合研究機構 ポストドクトラルフェロー

執行期間: 2009年11月30日から2009年12月03日まで

助成執行概要とその効果: 
台北で開催されるInternational Conference of Archives and digital Humanities 2009 学会に参加し、“Character Animation of Performing Arts in Second Life”と題し、1件の研究発表を行った。DADH2009という、大きな国際会議で発表できたことはGCOEの成果を高めることや世界の研究者に伝えるいい機会になったと思う。若手研究者海外研究活動助成金は台北出張費として利用した。

申請書記載の計画・目標に対する進捗状況: 
研究の目標は、時間の流れとともに消失してしまいがちな無形文化財の情報を、モーションキャプチャによる身体動作の計測・保存し、正確に復元されたSecond Lifeの能舞台の上にCGアバタによる能のパフォーマンスを再現することである。
 今回の研究発表で貰ったコメントなどを参考にして、他の日本舞踊や無形文化財の保存にも利用することを考える。

指導教員: 八村 広三郎 / 立命館大学 教授