若手研究者助成金 執行報告


松葉 涼子

立命館大学 ポストドクトラルフェロー

執行期間: 2010年04月01日から2010年04月01日まで

助成執行概要とその効果: 
大英博物館を中心とする海外諸機関での版画、版本撮影に必要なレンズ、およびファインダカメラを購入した。大英博物館ではおよそ2000点、ワシントン・フィリアー・サックラーギャラリーではおよそ1000点の版本撮影が必要とされており、今後も継続的に撮影をすすめる上で、必要不可欠な機材である。

申請書記載の計画・目標に対する進捗状況: 
今年度大英博物館ではおよそ150点の版本を撮影した。特に版本は全ページの撮影を基本としているために通常の版画撮影よりも時間がかかる。スタッフの長期的滞在が難しい中では、台数を増やして効率よく撮影することが必要不可欠であるため、本資金により購入したレンズ、ファインダカメラは継続的に必要とされる備品であるといえる。

指導教員: 赤間 亮 / 立命館大学 教授