大杯酒觴戦強者

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おおさかずきしゅせんのつわもの


歌舞伎

豪傑と酒を主題にした痛快な芝居で、河竹黙阿弥が初世 市川左団次の為に書いたもの。九橋忠弥とならんで、左団次の当り役。これによっても初世左団次の芸風がしのばれる。明治十四年初演。 武田の浪人馬場三郎兵衛は、足軽となって内藤家に奉公、酒ばかり飲んでいる。花見に招かれた酒豪伊井掃部守(いいかもんのかみ)の相手として出席した二郎兵衛は、酔うままに戦場の物語となり、その正体を知られ、ついには内藤家へ千五百石で召抱えられることとなった。