弥生狂言

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やよいきょうげん


歌舞伎

三月に興行する歌舞伎狂言をいう。 京阪では二の替り(初春狂言)の次だから「三の替り」という。 江戸では初春狂言が特別の大当りでなければ二月で打上げて、三月節句を初日に改めて弥生狂言を興行することになっていた。この月は花見月であり、江戸では御殿女中の宿下りで、芝居を楽しむ月なので、一番目には「鏡山旧錦絵」「伽羅先代萩」などの御殿物、二番目には「助六由縁江戸桜」などを演じた。