中村福助

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なかむらふくすけ


歌舞伎

定紋裏梅。屋号成駒屋。 初世は四世中村芝翫の前名。 四世は大正から昭和にかけての劇壇に大御所とうたわれた五世中村歌右衛門の前名。 その子五世は、明治三十三年(1900)生まれ。濃艶な舞台姿は女形として期待されたが、昭和八年三十四才で没した。 六世は六世歌右衛門の前名。 七世福助は五世の長男で、昭和三年生まれ。昭和十六年七世襲名。六世尾上菊五郎に預けられて修行し、気品があり、舞踊がすぐれ、時代物に格調ある正しさは定評がある。中村流舞踊の家元。尾上菊五郎劇団の女形として重きをなした。