天竺徳兵衛韓噺

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てんじくとくべえいこくばなし


歌舞伎

本水を使ったり、早替りや軽業的な演技と共に、エキゾチックな題材に興味があった。文化元年(1804)に尾上松助が初演してから、代々尾上家の芸として継承された。作者は四世鶴屋南北。 朝鮮の臣木曾官(もくそうかん)の子天竺徳兵衛は、父のいまわの際にがまの妖術を伝えられる。父の遺命によっげ、妖術を用いて出没、東山殿を敵とねらうが、巳の年月揃って生れた女の生血によって妖術が破られる。 六世尾上菊五郎、十七世中村勘三郎のものが好評だった。