手すり

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てすり


歌舞伎

文楽座などの人形浄瑠璃劇場の舞台で、人形遣いの腰から下を隠すために設けられた横板。 舞台の奥から見物席に向って本手、二の手とあり、普通人形は大道具の屋体を組立てる本手と、地面をあらわす二の手との間の、船底というところで遣われる。別に二の手の前に三の手という形式的の手すりがある。この様式は元禄頃に定まったという。手すりには雪てすり、砂てすり、畳てすりなどいろいろある。