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私たちのまわりにはアメリカ音楽があふれています。CDを探すときの分類だって、ラップ、ロック、ゴスペル、ジャズ、ブルース、カントリー・ミュージックなどなど、どれもアメリカ産です。そしてこれがみなフォークソング、すなわち民謡(人民=フォーク)の伝統から生まれているということをみなさんはご存じでしょうか。このサイトは、フォークソングを通してアメリカの歴史や文化をご紹介するものです。曲目や歌手を趣味的に語るのではなく、まだ音楽が巨大な産業とはなっていなかった時代に、歌がいかにアメリカ人の心と生活を映していたかをお見せしたいのです。
誰にでも胸がじーんとする思い出の歌がひとつやふたつはあるものです。その歌は、個人の思い出と深く関わっているにもかかわらず、他のたくさんの人にとってもしばしば思い出深い歌なのはなぜでしょう。歌はある時代や文化の鏡なのじゃないでしょうか。歌詞(ことば)と曲(音楽)と場(時と空間)の組み合わせによって、人の心に再創造され続けるフォークソング。さあ、この窓からアメリカを見てみませんか。フォークソングの世界へようこそ
(ウェルズ恵子『フォークソングのアメリカ』(南雲堂, 2003年)は、アメリカのフォークソングと社会背景を解説し、英語の歌詞とその和訳を載せています。古いフォークソング・アンソロジーのリストも掲載していますので、さらに詳しく知りたい方はご覧ください。)

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