友禅絵摺り(大典模様) 悠紀・主基 ゆうぜんえずり(たいてんもよう) ゆき・すき
大典に関する図案のひとつ。その年の新米を神に捧げる新嘗祭のうち、天皇が即位して最初に行うものをとくに大嘗祭と称する。一見、娘たちによる稲刈りの風景であるが、「悠紀・主基」の書き入れから、大嘗祭の悠紀・主基の斎田を念頭においていることがわかる。