赤備

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あかぞなえ


画題

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解説

東洋画題綜覧

徳川四天王の一人、井伊直政、功により家康より武田家の遺臣山県、土屋、原等の属士七十四騎と、関東武士四十三人を配せられ封一万石を賜ふ、直政、これが旗幟甲冑其他の武器悉く朱塗とす、これを赤備へと呼んだ、関ケ原の役に於ては、此の赤備の勇士、島津義弘の箪と戦ひ勇名を馳す。  (野史に拠る)

この『赤備』を画いたものに、第十二回文部省展覧会出品小山栄達の作がある。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)