漢三傑

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かんのさんけつ


画題

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解説

画題辞典

漢高祖を援けて天下を得しめたる三人の豪傑なり。蕭何張良(子房)韓信の三人は是なり。史記に曰く「夫れ籌策を帷帳の中に運らし勝を千里の外に決するは吾れ子房に加かず、国家を鎮め百姓を撫し餽饟を給し、糧道を絶たざるは吾れ蕭何に若かず、百万の軍を連ね、戦えば必ず勝ち、攻むれば必ず取るは韓信に若かず、此三人は皆人傑なり」。古来画かるる所少なからず。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

漢高祖を扶けて天下を平定せしめた人物三人をいふ、曰く張良(子房)曰く韓信、曰く蕭何である。人物画として画かる。

夫れ籌を帷幄の中に運らし勝を千里の外に決するは、吾れ子房に如かず、国家を填め百姓を撫し餽餉を給し糧道を絶たざるは吾れ蕭何に如かず、百万の衆を連ね、戦へば必ず勝ち、攻むれば必らず取るは、吾れ韓信に如かず、此の三人の者は皆人傑なり、吾れ能く之を用ふ、此れ吾が天下を取りし所以なり。  (十八史略)

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)