はくじゅせんろく
柏樹に鹿を画く、柏樹は俗称『かしは』ではなく、松柏科の和名いぶきひやくしん、漢名円柏、俗に真柏と称するもの、松は公に従ひ、松は伯に従ふの意より共に目出度いものとして扱はる。南画家の好んで画くところ。
橋本関雪筆 関雪百幅集所載
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
しか「鹿」の項を見よ。