李白大酔

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りはくたいすい


画題

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解説

東洋画題綜覧

李白酒を嗜むこと深く、よく大酔す、杜甫が『飲中八仙歌』に曰く、『李白一斗詩百篇、長安市上酒家眠、天子呼来不上船、自称臣是酒中仙』と、(その列仙伝に拠る)李白が酔て高力士に靴を脱がしむる処などよく画かる。酔李白と題するものもある。

李白を画いたもの古来その数極めて多いが、有名なものを列挙する。

馬遠筆            池田侯爵家旧蔵

啓書記筆           京都大徳寺蔵

与謝蕪村筆          京都西村氏蔵

梁楷筆    『李白行吟』  松平伯爵家蔵

張瑞図筆   『李白観瀑』  池田侯爵家旧蔵

馬麟筆    『同』     神戸田村家旧蔵

周文筆    『同』     川崎男爵家旧蔵      

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)