斎部広成

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いんべの ひろなり


画題

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解説

前賢故実

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從五位下。博学で文才があり、天太玉命の子孫。我が国は神代のはじめより、中臣氏と忌部氏が交替で国の祭典を司り、政教を補助していた。しかし中古では中臣氏は特に繁栄していた。これに比べて忌部氏は不振であった。それで、廣成は決心して、古語拾遺の一巻を作成し、大同三年二月に献上した。そのときの廣成は八十歳を超えていたという。

(『前賢故実』)