五丈原

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ごじょうげん


画題

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解説

画題辞典

五丈原は支那鳳翔府郿縣の西南にある地なり。三国の世、蜀の丞相諸葛孔明が十万を率いて此に陣し、魏の将司馬仲達と対峙すること百余日、屡々戦を挑めども敵将壘を出でず、幾くもなく孔明陣中に歿せしを以て世に知られたる地なり。

近頃今村紫紅、前田青邨等の図あり。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

支那鳳翔県郿県の西南にあつて、孔明が魏の司馬仲達と対峙すること百余日、遂に陣中に歿した、世に死せる孔明活ける仲達を走らすとて有名である。これを画いた作

今村紫紅筆  『秋風五丈原』  中山松陽庵氏旧蔵

前田青邨筆  『同』      第七回院展出品

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)