二十五絃

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にじゅうごげん


画題

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解説

東洋画題綜覧

古代支那の絃楽器で、『唐詩選』の銭起が、『帰雁』の詩にも『二十五絃弾夜月、不勝情怨却飛来』などゝあつて二十五絃の名は夙に知られてゐたが、その製作は早く絶えて伝はらず、文献通考には十三絃、十九絃、二十七絃、三十六絃、七十二絃、等の名目があり、二十五絃を載せず、蓋し瑟若くは箜☆(竹冠+呉)の類であつたらう、水原翠香の琴曲独稽古に載せた二十五絃は、旧幕末に長崎人某が支那から輸入して京都の妓千賀に伝へたものといふ。  (大日本百科辞典)

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)