不空三蔵

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ふくうさんぞう ーーーー 真言宗の第二祖なり。印度錫崙島に生る、諱は智蔵、又善無畏三蔵と稱す、唐の玄宗皇帝の開元六年始めて印度より支那に來る、龍智の高足にして支那に來れる金剛智に随つて真言を學びしが、金剛智没後、更に印度に入り龍智に會「し、天寶八年密教の梵本を携へて再び支那に歸り、密厳、仁王以下の経典百四十三巷を譯出せり、唐の玄宗、粛宗、代宗の三代の帝師となり、殊遇を受く、大歴九年、壽七十を以て長安の大廣寺に寂す、京都東寺は唐李真筆の古画あり、山城高山寺に寺伝張思恭の筆あり共に国宝也。 (『画題辞典』斎藤隆三)


画題

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解説

画題辞典

東洋画題綜覧

前「不空金剛三蔵」と同じである。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)