三面大黒天

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さんめんだいこくてん


画題

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解説

画題辞典

伝えていう、其の昔、伝教大師叡山建立の時、三千の衆徒守護の為め三面顕し玉ふ所なりという。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

だいこくてん「大黒天」の項を見よ。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)


其の昔、伝教大師叡山建立の時、三千の衆徒守護のため出現したものといふ。形相は正面は普通の大黒天と同じであるが、右の一面は童形で、鉾を持ち、左の一面は女相にして右手に宝珠、左手に鍵を持つ姿に画かる。即ち寺院食厨の守護をも兼ぬるを意味してゐる。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)