黄櫨
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はぜ
画題
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解説
東洋画題綜覧
漆科に属する落葉喬木で、はじのき、蝋の樹などと呼ぶ、本州の暖地に多く、葉は奇数羽状複葉、光沢ある披針形の小葉から成り、春芽先は淡紅葉で美しく緑葉となり、秋に至りまた紅葉す、五六月頃葉腋黄緑色の小花を綴り、雌雄異様であるが、時に一株中に雌雄の花を生ずるものもある、果実より蝋を取る、黄櫨染は此の材を以て染たもの。
堅山南風筆 『霜月頃』 第六回文展出品
大村広陽筆 『はぜの本』 第十一回文展出品
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)