蘇老泉

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そろうせん


画題

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解説

画題辞典

蘇老泉は宋代の文豪なり、名は洵、字は明允、蜀の眉山の人、東坂の父なり、少時學を好まず、年二十七にして始めて深く書を讀み、進士の試験に応ぜしも第せず、即ち憤然として作りし所の文百篇悉く之を焼き、戸を開ぢて勤學すること数年、遂に六経百家に通じ、京都に上り文名を轟かすに至る、英宗の治平三年、年五十八を以て卒す、著はす所の文集二十巻あり、其文奇氣異彩あり、世称して老蘇といふ、欧陽公が撰べる墓誌銘に「博辨宏偉、純明篤実、君子の風あり」の語あり。

芥子園画伝にその図あり。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

そじゅん「蘇洵」の項を見よ。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)