百済琴

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くだらごと


画題

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解説

東洋画題綜覧

箜篌〈くご〉のこと、百済国より渡来したので此の名がある、古楽器の一で絃楽器である、漢の孝武帝の時に初めて作られたものといひ、史記の孝武紀に『祷祠泰一後土始用舞楽益召歌児作二十五絃及箜篌瑟自此起』とある、二十三絃で抱きながら両手で之を奏すといふ、正倉院御物にある。又、絵に画かれたものに左の作がある。

田代古崖筆  『百済琴』  第九回文展出品

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)