男山八幡宮

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おとこやまはちまんぐう


画題

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解説

画題辞典

男山八幡官は、一に石清水八幡宮という。山城国久世郡男山旭嶺に鎮座あり、貞観二年和州の沙門行教、宇佐八幡に参籠し神託を蒙り、奏請して此地に神殿を造り勧請せるものなりという。歴代朝廷の尊崇厚く、我朝の大祖といい、宗廟と称す。曽つて源義家之を氏神として武勇の誉を挙げ源頼朝天下の兵権を握りて、又特に之を尊崇し、諸国に別宮を置きしより、諸国武士の崇敬特に厚く、源氏の氏神とするに至りたり。恒例の放生会、亦京洛年中行事の一として名高きものなり、武を尚ぶ精神より、又洛外名勝の一として画かるゝ所少なからず、八幡宮縁起三巻は同社所蔵にて国宝なり。

(『画題辞典』斎藤隆三)