桃林放牛

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とうりんほうぎゅう


画題

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解説

東洋画題綜覧

周の武王が天下を治めて、を桃林に放つたといふ故事から、桃林に牛を画く、『書経』武成篇に曰く、

乃偃武修文、帰馬于華山之陽、放牛于桃林之野、示天下弗服。

又、牛の異名を桃林処士といふは、『事類全書』に、

寗因仮大僚荘南山下、月夜有叩関、称桃林班特処士因訪、継而南山斑寅将軍来謁因為置酒及明視、門外唯牛蹄虎跡而已。

狩野常信外作が多い。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)


うし「」及もも「」の項を見よ。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)