慧遠禅師

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えおんぜんじ


画題

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解説

画題辞典

慧遠、俗姓は賈氏、初め儒を学び、二十一歳出家して道安を師として大乗の奥旨に通ず、後龍泉の精舍に赴き、錫杖を以て地を叩くに忽然溪を為す、又潯陽旱する時、池畔に龍王経を読みしに、忽ち大蛇の空に騰るあり、やがて大雨となる、即ち龍泉寺と号すという。客を送る時、虎を率いて境界の溪に抵るを例とし、之に虎溪の名あり。虎溪三笑は此溪に於て陶淵明、陸静修と大笑せしことをいうなり。又蘆山東林寺の庭池に白蓮を植え、十二葉の蓮華を池中に置きて水漏斗とし、昼夜同信の僧俗と念仏を修し、白蓮社と号すという。其の画像は芥子園画伝にあり.

(『画題辞典』斎藤隆三)