役行者

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えんのぎょうじゃ


画題

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解説

(分類:物語)

画題辞典

役行者に役小角の事なり。修験道の開祖にして大和葛城上郡茅原の人なり、幼にして学問に博通し、呪術を善くす、歳三十二、葛城山に入り巖窟に居りて読誦観法すること三十余年、松葉を食い藤葛を衣とし、前鬼後鬼の両鬼を侍童として駆使す、水を吸み薪を採る唯意のまゝなり、命を用いざるものあれば、即ち之を呪縛すという。文武天皇の時.韓国広足なるものあり、妖妄衆を惑わすものなりとして小角を誣告す、朝廷即ち之を討たしむるに、吏捉うる能わず、因ってその母を収む、小角遂に自ら出でて縛に就く、即ち伊豆に流さる、後大宝元年赦されて京に帰り、更に西国に赴き終る所を知らず、或は唐に行くと伝えらる。寛攻十一年神変大菩薩の勅謚あり。

京都聖護院に伝智証大師筆という画像及冷泉為恭筆の画像あり。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

えんのおづぬ「役小角」を見よ。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)