尭孝僧都

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ぎょうこうそうず


画題

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解説

東洋画題綜覧

尭孝僧都は京都の歌人で連歌を善くした、曽祖は頓阿法師、祖経賢、父尭尋また和歌を善くした、尭孝父祖の業を継ぎ、其の名最も顕はれ、権大僧都法印と為り常光院と号した、永享年中権中納言藤原雅世新続古今和歌集を撰するや、尭孝和歌所開闔となつて之に参劃した、康正元年七月寂す、年六十五、養子尭憲家を嗣いだ。  (大日本史、野史)

尭孝一夜夢に俊成定家に逢ふと見たが、翌年新続古今集の撰に与る、その夢を描いたものに左の作がある。

土佐光成筆  『尭孝夢之図』  伊達家旧蔵

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)