外郎売

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ういろううり


画題

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解説

(分類:戯曲)

東洋画題綜覧

鎌倉建長寺の開山大覚禅師に従つて、唐から外郎といふ者が来朝して、小田原で家伝の妙薬『透頂香』を製して城主の北条氏に献じ且つ世間に売り弘めた、この薬は今でも小田原の名物である、この薬売の身振リ口上を二代目団十郎が真似たのが『外郎売』のはじめである、これを市川家代々の伝統的当り芸として七代目団十郎はこれを歌舞伎十八番の一に数へた。  (歌舞伎細見)

これは独立の狂言では無く『助六』に出て来る一役である。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)