土蜘蛛草紙絵巻

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つちぐもぞうしえまき


画題

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解説

東洋画題綜覧

頼光の土蜘蛛退治を画いたもので、筆者は土佐長隆といはれ、詞書は吉田兼好といふが確証はない、筋は源頼光渡辺綱を従へて京都神楽岡の破家に宿り、遂に土蜘蛛を退治するので、詞九段絵十段より成り、巻中いろいろの変化の出て来るのが稚拙味ある筆で画かれ面白い、足利期の製作といはれてゐる。(帝室博物館蔵)

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)